トップページ > 解説:白髪染め辞典「美髪成分カンゾウとは」

白髪が気になりはじめた人の強い味方となるのが白髪染め用のヘアカラーですが、実際使ってみると髪の毛や頭皮がものすごく痛んでしまって本末転倒な結果になってしまった人も多いのではないでしょうか。そんな方にオススメなのが、酸化剤や化学染料を使用しない、天然素材由来の白髪染めヘアカラーです。これなら髪の痛みを気にしなくてすみますし、素手で使えるので染めムラもなくなります。使う頻度を高めても全く問題ありません。
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白髪染め辞典「美髪成分カンゾウとは」

今、注目の白髪染めといえば、酸化剤や化学染料を使用しない無添加の、天然素材由来の白髪染めヘアカラーです。無添加白髪染めには天然の染料が利用されており、これらの染料は髪の毛の表面だけを染めるので、化学染料系の一般的な白髪染めと比較すると着色力がやや弱いという難点があるものの、その分、自然な仕上がりが期待できます。

また、髪の毛が痛みませんし、低刺激のため、素手で使えるので染めムラもなくなります。使う頻度を高めても全く問題ありません。一般的な白髪染めで髪の毛が痛んでしまった人や、うまく染まらなかった人にはうれしい製品です。

そんな、今人気の無添加白髪染めですが染料と一緒に配合されているトリートメント素材もまた、天然のものが使われていますね。今回取り上げる「カンゾウ」もまた、天然由来の美髪成分の1つです。

カンゾウとは正確には甘草と書き、マメ科に属する多年草の植物です。地中海周辺や中国、北アメリカなどに幅広く植生しています。全株に細毛を密生させていて、茎は高さが1メートル程度になります。

名前の通り甘味料を含んでおり、そのまま甘味料として醤油やタバコ、菓子などに利用されるほか、薬用植物として生薬の原料となるなど、いろいろな用途で愛用されている植物です。



生薬としては主に漢方薬の材料として使われ、日本で販売されている漢方薬の約8割には何らかの形でこの甘草が配合されているといわれており、とても重要な役割を担っています。

漢方の中で甘草は、複数の薬効を調和させることで効き目をマイルドに、そしてバランスを整える働きがあるとされており、漢方薬は基本的には複数の生薬を配合することから、それらの効果を一体化させるために配合されます。

また、甘草だけでも喉の痛みや咳止め、痰止めに効果があると言われているほか、甘草に含まれるグリチルリチンなどの成分はアレルギー対策や、解毒、消炎、鎮痛、美白などの効果があり、漢方のみならず医薬品や医薬部外品、化粧品などに幅広く利用されています。

美髪成分としての甘草は、その強い抗アレルギー効果や消炎効果を利用して地肌を整え、美しく若々しい髪の毛が育つことをサポートするほか、ニキビやフケ、カユミを防ぐ効果があります。いずれも頭皮ケアという意味ではとても重要な働きですね。

単に髪の毛を染めるだけでなく、頭皮を清潔にして育毛・発毛しやすくする環境を作り、頭皮のニキビ、フケ、カユミを防ぎたい方は美髪成分「カンゾウ」が配合された白髪染めヘアカラーを試してみてはいかがでしょうか。

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