トップページ > 解説:白髪染め辞典「ガゴメ昆布と白髪染め」

白髪が気になりはじめた人の強い味方となるのが白髪染め用のヘアカラーですが、実際使ってみると髪の毛や頭皮がものすごく痛んでしまって本末転倒な結果になってしまった人も多いのではないでしょうか。そんな方にオススメなのが、酸化剤や化学染料を使用しない、天然素材由来の白髪染めヘアカラーです。これなら髪の痛みを気にしなくてすみますし、素手で使えるので染めムラもなくなります。使う頻度を高めても全く問題ありません。
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白髪染め辞典「ガゴメ昆布と白髪染め」

今、注目の白髪染めといえば、酸化剤や化学染料を使用しない無添加の、天然素材由来の白髪染めヘアカラーです。無添加白髪染めには天然の染料が利用されており、代表的な成分は、クチナシやウコン、アナトーなどです。これらの染料は髪の毛の表面だけを染めるので、化学染料系の一般的な白髪染めと比較すると着色力がやや弱いという難点があるものの、その分、自然な仕上がりが期待できます。

また、髪の毛が痛みませんし、低刺激のため、素手で使えるので染めムラもなくなります。使う頻度を高めても全く問題ありません。

そんな、今人気の無添加白髪染めに配合されているトリートメント成分としてよく目にするのが「ガゴメ昆布」です。

ガゴメ昆布とは、北海道の函館沿岸で生産されている昆布で、表面にカゴの目ににた模様が浮き出ていることから「ガゴメ」という名前が付いたといわれています。

このガゴメ昆布の特徴はとにかく粘りが強いことです。粘りが強すぎてダシとしては利用できないほどでしたが、最近ではこの「ネバネバ成分」の研究が進み、そのほとんどがフコイダンなどの体に良い健康成分だとわかってきたこともあり、健康食品としても大いに注目され始めている昆布です。

そんなガゴメ昆布が無添加白髪染めのトリートメント成分として利用されている理由は何ででしょうか?

それは、ガゴメ昆布には上記の通り、フコイダンと呼ばれる成分が豊富に含まれているからですね。フコイダンは「ヌルヌル成分」で、免疫力をアップさせる作用や、ガンを予防する作用が注目されて、多くの健康食品に配合されています。

ではなぜ白髪染めにそのフコイダンが配合されているのでしょうか?実はフコイダンはその「ヌルヌル」性からも理解できるように、高い保水・保湿能力があるのですね。髪が痛む大きな原因は乾燥ですから、フコイダンにより髪の毛の潤いが維持されれば美髪を保つことができます。

加えてフコイダンはその保水能力により、髪の毛だけでなく頭皮も柔らかくしてくれます。実は頭皮が柔らかいことは髪にとっては、とてもいいことなのですね。頭皮が固いと、直感的にも分かるとおり、毛髪の成長が阻害されて髪の毛が生えにくくなってしまうのです。毛髪が薄い男性や女性の大半はこの「頭皮が固い人」と言われているくらいです。

さらにフコイダンには、髪の毛を作り出す毛母細胞を活性化させるという、直接的な育毛効果も持ちます。薄毛や抜け毛の予防にもフコイダンは有効というわけですね。

無添加白髪染めのトリートメント成分として、ガゴメ昆布以外の昆布エキスが利用されている場合もありますが、それらもやはりこのフコイダンのトリートメント効果・育毛効果を期待したものですね。興味がある方はぜひ試してみてください。

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